エピジェネティック療法研究会

こんにちは。
三番町ごきげんクリニックのスタッフJです。


ご報告が遅くなりましたが去る6月9日 三番町ごきげんクリニック院長澤登が代表幹事を務める
「エピジェネティック療法研究会 第2回講演会」に参加しました。



エピジェネティック療法とは?少し聞きなれない言葉ですね。



約60兆個もある人間の細胞。
どの細胞も基本的には同じ遺伝子情報を持つはずなのに、皮膚の細胞は皮膚に、肝臓の細胞は肝臓になるのは、なぜなのでしょう?
それは、目的の細胞になるように遺伝子が制御されているからで、このようにDNAの配列には変化を起こさないで遺伝子の機能を調節する仕組みのことをエピジェネティクスといいます。
これを利用してがんの治療などに活かす研究がすすめられており、実用化された薬もあります。



今回の講演会では、
北里大学外科講師の山下継史先生から、エピジェネティクスに関する最先端の基礎研究について、
東海大学血液腫瘍内科教授の安藤潔先生からは、すでに臨床の場で始まっているエピジェネティック療法についてのお話を聞くことができました。



さまざまな分野の医師をはじめ多くの出席者がいて、活発な討論もあり、大変盛り上がった会でした。



少々難解な内容もありましたが、これからは遺伝子レベルで個別にがんを治療していく時代になることに、大きな可能性を感じた研究会でした。




クリニックでも、この考え方を踏まえた治療に力をいれています。
ぜひ「あきらめないがん治療」のページもご覧ください!


また、クリニックでは、みなさまのご質問に個別にお応えできるよう、
無料相談会を開催しています。
各回一組ずつ、予約制の個別相談会です。



クリニックや治療について詳しい情報をお知りになりたい方、
また、実際にがん治療でお悩みの方、お気軽にご参加ください。
ご予約・お申し込みは、お電話(03-3237-0072)、または、Webからお申し込みください。

みなさまのお役に立てれば幸いです。