京都での学会

こんにちは。
三番町ごきげんクリニック院長 澤登 雅一です。



5月27日〜29日まで、京都での抗加齢医学会総会に出席しました。

抗加齢というとわかりにくいかもしれませんが、いわゆるアンチエイジングのことです。
今回、私は2つのセッションの座長と2つの講演をさせていただきました。


この学会に参加すると、「内容が年々学術的になっているなぁ」と感じます。
アンチエイジングに関係する研究会や学会というと商業的なものが多い印象がありますが、
この学会は非常に学術的でとても勉強になります。


その中でも、今もっとも興味があるのが『エピジェネティック(エピジェネティクス)な話』

ヒトの細胞は60兆個、その細胞1つ1つに2万数千もの遺伝子が組み込まれています。
その遺伝子のオン・オフを制御しているのがエピジェネティクスです。

遺伝子のスイッチをオンにしたりオフにしたりする働きは、
ヒトの正常な成長の過程でも起こるのですが、
老化や発がんにも関係しており、現在、様々な分野で研究がすすめられています。



このオン・オフのスイッチを自由に入れられるようになったら、
いつまでも健康で若々しくいられるかもしれませんね。



右の写真は京都の定番お土産「生八橋」です。
フードアレルギーで卵、乳製品に高反応が出ているスタッフが多いため
お土産選びも一苦労です。



わたしの起こしたい奇跡。
それは、空を飛ぶことでも海の上を歩くことでもない。
わたしのそばにいるだけで、
その人のこころがやすらぎ、穏やかになること。
これまで、何人かの人がわたしにそうしてくれたように。

(ご機嫌の法則100 より)