今後のエピジェネティック療法に注目!
こんにちは。
三番町ごきげんクリニック院長の澤登です。
2月22日(土)に、私が代表幹事をつとめる
エピジェネティック療法研究会 第6回講演会を開催しました。
基調講演では、
鈴木拓先生(札幌医科大学医学部 分子生物学講座 教授)より
『消化器がんのマイクロRNA異常』について、
秋山好光先生(東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 分子腫瘍医学分野 講師)より、
『生活習慣とエピジェネティクス』についてお話しいただきました。
また、以前よりクリニックで取り組んでいる
フェニルブチレートを用いたエピジェネティックながん治療に関して、
共同研究を行っている北里大学医学部外科学講座の山下継史先生より、
『がん治療におけるフェニルブチレートの可能性』というタイトルで、
基礎研究データをご発表いただきました。
最後に、私から『フェニルブチレートの臨床経験』についてお話しさせていただきました。
今回、基礎研究レベルでフェニルブチレートのがんに対する効果が再認識できたことは、
私たちにとっても非常に嬉しいことです。
今後も、エピジェネティクスに関する最先端の研究や実際の治療効果について、
研究会を通して発信できればと思っています。